そもそもお金持ちってどんな人?
皆さんはお金持ちというと
どんなイメージを持つだろうか?
会社の社長さん?
ブランド物で身を固めて
ベンツやフェラーリを乗り回すこと?
それとも豪華なディナーや
ため息がでるようなパーティだろうか?
一方で本当のお金持ちは
地味で慎ましいという話もよく聞く。
代々続く資産家の家は上品だが
質素な身なりをしていて
決してお金を持っていることを
鼻にかけないらしい。
だけど、そもそも金持ちに「本当」も「ウソ」もあるのか?
同じ金持ちでも資産家と高給取りは違う
実は世の中のほとんどの人がお金持ちのことをよく理解していない。
世の中最大の間違いといってもよいのが、「毎年の収入が多いこと」と「資産をたくさん持っていること」それに「会社や地域での社会的地位が高いこと」をごっちゃにしていることだ。
ブランド物で完全武装し
フェラーリやランボルギーニに乗っている
チョイワル風のオヤジは、年収が高額であることは間違いないなさそうだ。だが、そのウラには多額の借金があるかもしれないし、稼いだ額を全部消費に回していて貯蓄や土地などはゼロかもしれない。
一方、代々の土地持ち一家は、たくさんの土地を持っているから、資産の額は莫大である。だが、毎年の年収はそれほど多くないかもしれない。ひょっとすると、普通のサラリーマンよりも少ないもしれないのである。
フェラーリオヤジと土地持ち一家はどちらがお金持ちだろうか?
答えはどちらもお金持ちである。ただし重要なことは、
フェラーリオヤジは資産家ではないが、土地持ち一家は資産家だ。少し難しい話をすると、フローとストックの違いなのだ(このあたりは追って説明する)。
つまり、フロー(毎年の収入)が極めて大きい人、もしくはストック(持っている資産)が極めて大きい人のことを世の中ではお金持ちと呼んでいる。
だから、例に挙げた2人はどちらもお金持ちだ。
お金持ちのことを考えるときには、
資産と年収の区別を
しっかり頭に入れた方がよい。
お金持ちと思える人に出会ったら、
年収が高い人なのか、資産を持っている人なのか、地位が高いだけでお金は持っていないのか、このあたりに注意を払ってみると、いろいろなことが分かってくるはずだ。
これからお金持ちになりたいと思っている人はなおさらだ。
年収をアップさせて派手に消費したいのか、地味でよいから資産を作りたいのかによって、お金持ちになるためのアプローチ方法はまるで違ったものになる。お金持ちになるための第一歩は、この考え方の違いを理解することから始まるのだ。
シングルマザー2児母まやでした★